身体のちょっとしたケアに使える、ツボ(経穴 けいけつ)をご紹介します。
やり方は、ツボの位置にピッタリはまっていなくても大丈夫です。ツボの周辺も含めて押したり揉(も)んだり擦(さす)ったり、自分が効く気持ち良いと感じるやり方で大丈夫です。
●ストレス・精神疲労
手のひら中央にある「労宮 ろうきゅう」というツボを押す。
または、両手のひらを擦(こす)り合わせたり、両手をグーパー・グーパーと握ったり開いたりする動作を繰り返す。
●老化防止・身体の疲れ
足の裏と足の指を内側に曲げたときに一番へこむ「湧泉 ゆうせん」を押す。
内踝(うちくるぶし)とアキレス腱(けん)の間のくぼみ「太渓 たいけい」を押したり揉む。
●胃腸の不調・冷え
膝(ひざ)のお皿(膝蓋骨)の上から、腿(もも)側に人差し指・中指・薬指の3指を並べた距離(ツボの2寸)で、お皿の内側のラインの位置(血海 けっかい)を押す。
膝のお皿の下から、脛(すね)側に人差し指・中指・薬指・小指の4指を並べた距離(ツボの3寸)で、お皿の外側のラインから親指の幅(ツボの1寸)外側「足三里 あしさんり」を押したり揉んだり温める。
●不眠
足裏の踵(かかと)の真ん中「失眠 しつみん」を押したり軽くたたく。
耳の後ろにある出っ張った骨(乳様突起 にゅうようとっき)の下のくぼみから1cmほど下「安眠 あんみん」を、両手を頭の後ろに当て、両親指で注意してゆっくり押す。
静岡県富士市 なかつかヒーリングサロン 中司まゆみ・和正
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