副腎・卵巣・卵管・子宮・精巣・精管・前立腺(身体の各部位の概略説明)

副腎(ふくじん)

左右の腎臓の上に接して1個ずつある内分泌器官。副腎髄質(ずいしつ)〔内側〕と副腎皮質(ひしつ)〔外側〕からなる。髄質からはアドレナリンとノルアドレナリンが分泌され、緊張や防衛反応などストレス反応の調節を行っている。皮質からは副腎皮質ホルモンが分泌される。副腎皮質ホルモンは、糖の蓄積と利用を制御する糖質コルチコイド、無機イオンなどの電解質(ミネラル)のバランスを調節する鉱質コルチコイド、生殖(せいしょく)機能に関与する性ホルモンとくにアンドロゲン(男性ホルモン)に分類される。栄養素としてのミネラル(鉱物・無機質)はカルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・燐(りん)・硫黄(いおう)・鉄などで、ごく少量で生理機能に重要な作用をする。

卵巣(らんそう)女性の生殖器官

卵子の形成と女性ホルモンの分泌を行う。女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞〔らんぽう らんほう〕ホルモン)とプロゲステロン(黄体〔おうたい〕ホルモン)とがあり、女性の特徴や妊娠に関与する。視床下部 → 下垂体 → 卵巣 というホルモンの調節機能に支配されている。

卵管(らんかん)女性の生殖器官

卵巣と子宮とを結び卵子を運ぶ管。受精卵は受精後7~8日で子宮に着床する。

子宮(しきゅう)女性の生殖器官

子宮の内側は子宮内膜(しきゅうないまく)と呼ばれる粘膜で覆われている。卵巣周期に伴う女性ホルモンの変化により、子宮内膜は周期的に変化し、受精卵の着床がないと、平均28日ごとに内膜が剥離(はくり)して出血と共に体の外に排出され、数日間持続する(月経〔げっけい〕)。

精巣(せいそう)(睾丸〔こうがん〕)男性の生殖器官

精子の形成と男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌を行う。

精管(せいかん)男性の生殖器官

精巣と尿道を結び、精巣で作られた精子が通る管。

前立腺(ぜんりつせん)男性の生殖器官

膀胱の下にあり精管と尿道を取り囲んでいる。前立腺からは精液の液性成分が分泌される。