手や指の用語
手のひら全体を「手掌(しゅしょう)」と呼ぶ。5本の指を、含める場合と、含めない場合がある。
第1指(親指 おやゆび)を「母指(ぼし)」と呼ぶ。
第2・3・4・5指を、それぞれ「示指(じし)・中指(ちゅうし)・環指(かんし 薬指 やくし)・小指(しょうし)」と呼ぶ。
第2・3・4・5指を、まとめて「4指(よんし または しし)」と呼ぶ。
各指先を「指頭(しとう)」と呼ぶ。 各指の手のひら側を「指腹(しふく)または「指の腹(ゆびのはら)」と呼ぶ。
指で簡易的に寸法を測る
示指の幅を「1横指(いちおうし)」、示指と中指を並べた幅を「2横指(におうし)」、示指・中指・環指(薬指)を並べた幅を「3横指(さんおうし)」、4指を並べた幅を「4横指(よんおうし)」と呼ぶ。
ツボ(経穴けいけつ)の位置
「ツボ(経穴 けいけつ)」の位置は、以下のように「寸(すん)」を、指で取(と)る(測る はかる)が、これは長さの単位の寸(約3cm)とは違う。また、相手のツボの位置は、正確には相手の指で取る。
「1寸」 母指(親指)の第1関節の横幅。または母指と中指の指頭を合わせて輪を作ったとき、中指の第1第と2関節の内側にできる、横紋(横じわ)の上端を結ぶ長さ。
「1寸半(1寸5分)」 中指を曲げたとき第1と第2関節の背側の長さ。
「2寸」 示指・中指・薬指の3指を並べたとき、第1関節を合わせた幅。
「3寸」 示指から小指までの4指を並べたとき、第2関節を合わせた幅。
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